最近では小学生も英検を受けますよね。
小6の娘も先日英検3級を合格しました。
幼稚園から3年生までは公文の英語をしていましたが、現在は英語塾には行っていません。
英検5級や4級も受けずに勉強を始めてから10ヶ月程で3級に挑戦しました。
道のりは思っていたより険しいものでした。
その体験を元に、これから英検3級を挑戦されるお子様に役に立てるように勉強方法をまとめました。
- どんな教本や教材を使ったか
- どういう順序でどんなふうに勉強を進めたか
- 合格の決めては何か
- 英検3級に合格した時の成績(一次試験)
どんな教本や教材を使ったか
Z会の通信教育 Asteria英語4技能講座
『学年に関係なく どんどん学習を進められる。』
公文のような学年にこだわらない学習システムが気に入り、始めました。
オンラインスピーキングも使えるので、積極的なお子さんには有益です。
英検3級 でる順パス単[旺文社]
単語暗記には、まずはこれ!!
英検を受ける人には欠かせない参考書ですよね。
とはいえ私も最初は英検3級ではいらないと思っていましたが、あまりに娘が単語を知らなかったので購入しました。
中学生であらかじめ単語を覚えているお子様には必要ないかもしれませんが、あまり英語になじみがない小学生の場合は必須です。
7日間完成 英検3級予想問題ドリル[旺文社]
よく出る単語や会話表現、英作文の攻略法など記載されており、中学生であらかじめ英語を習っているお子様ならこれ一冊で大丈夫なぐらいです。
この本の代わりに👉英検3級過去問&単語王道セット 2023年度版全問題集&パス単熟語 [ 旺文社 ]でもいいかもしれません。
最短合格!英検3級ライティング 完全制覇[ジャパンタイムズ出版]
ライティングの本は必要ないかと最初は思いましたが、娘の英作文のあまりのできなさに購入しました。
文字数のかせぎかたや、お役立ちフレーズでどんな質問にも対応できる回答が作れます。
英検スマート対策 switch
5級から1級まで対応しており、旺文社の英検対策書28冊相当が収録されています。
遊び感覚で勉強できるので、1日10分など毎日少しずつする事が可能です。
特に最初は英単語からやると習慣になりやすいと思います。音声も出ますし、一度購入すると1級まで使えるのでお勧めです。
YouTube 『英語の耳を作る リスニング』
最初は自然な速度の音声が二回流れ、次に英文が表示されて聞き取りやすい速度で音声が二回流れます。『英語の耳を作る リスニング2』もあるので興味がある方は探してみてください。
アプリ 1.英検3級リスニング 2.ターゲットの友
英検リスニングマスター 3級
WAO CORPORATION無料posted withアプリーチ
本番のリスニングより少し簡単な気もしますが、無料で手軽にリスニングを強化できるアプリです。
ターゲットの友 英単語アプリ
Obunsha Co.,Ltd.無料posted withアプリーチ
英単語アプリです。無料版でも使えますが、課金すると使える機能が増えます。
娘は英単語ターゲット1200を使用しました。
ホームページ 『weknow英検3級ライティング予想問題』
英作文の問題がたくさんあるので練習量を増やす事ができます。
英検ホームページ 過去問
3級の過去問:英検のホームページからダウンロードして使うことができる直近三回分の過去問です。
どういう順序でどんなふうに勉強を進めたか
まずは問題を解いてでどれぐらいのレベルか確認
娘は幼稚園から小3まで公文の英語をやっていて、小4からは学校でも英語の授業がありました。
そこで、まずは7日間完成 英検3級 予想問題ドリル [ 旺文社 ]を解いてどれぐらい合っているか確認しました。
思っていたより理解できておらず、たしか2、3割ぐらいのできだったように思います。
単語、熟語を覚える
英検は単語力が求められると言われます。
そこで、英検3級 でる順パス単 [ 旺文社 ]の見開き1ページ分の単語をノートに書き、毎日娘に答えを見ながらでもいいので日本語訳を書かせました。
単語、熟語を覚えるのにパス単と同時進行で英検スマート対策(switch)の『対策 英単語』も使用しました。
スマホアプリの『ターゲットの友』も併用しました。
加えて英検スマート対策『毎日英トレ』機能で一日10問をやりました。
慣れてきたら英検スマート対策『攻略ドリル』で筆記、リスニングの問題も少しずつ解いていきました。
Z会の通信教育 Asteria英語4技能講座
タブレット学習になるため、一人でできますが、ほっておくと大事な説明やポイントを飛ばして進んでしまします。
時々、やっている様子を見ながら進み具合やどれぐらい理解しているのかを確認しながら進めましょう。
恥ずかしがりやの娘はオンラインスピーキングは使いませんでしたが、積極的に使用するとスピーキングやライティングが伸びるはずです。
シャドーイング
YouTube 『英語の耳を作る リスニング』を見ながら娘と休日に一日10分シャドーイングをしました。
「シャドーイング(Shadowing)」とは、英語を聞きながらそれを真似して発音する通訳訓練法のことです。
流れてくる音を忠実に再現することで、音の連結などの英語特有の音声変化やイントネーションなどが理解できるようになり、リスニング力がアップするそうです。
初めてのライティング
weknow英検3級ライティング予想問題の英作文問題をノートに書きだし、一日1問、英作文を書かせました。
タブレットなどで調べながら自分で書いていましたが、文法などかなりひどかったです。
mustなど助動詞が動詞の後にきていたり、コンマ(,)とピリオド(.)がごっちゃになっていたりしました。
過去問を解いてみる
時間を計って日を分けて3年分解いてみました。3級の過去問
最初の1回はライティングの時間が足りなかったそうです。
時間配分の確認は大事ですね。
娘の場合、リーディングは5.6割、リスニングは6.7割できていましたが、ライティングがほとんどできていませんでした。
ライティングの追い込み
最後は最短合格! 英検®3級ライティング完全制覇 (英検最短合格) [ ジャパンタイムズ出版 英語出版編集部&ロゴポート ]を使ってライティングんの追い込みをしました。
まずは一緒に考えながら私が書いていき、次は一緒に考えながら娘に書かせて、徐々に一人で書けるようになりました。
合格の決めては何か
日々の積み重ねはもちろんですが、一番の決めては最後のライティングの追い込みだと言えます。
ライティングは初めは大変ですが、ある程度の数をこなし、パターンを覚えていけば対応することができます。
できれば避けたい項目ですが、避けてしまうと確実に合格は遠のいてしまうでしょう。
逆にライティングさえできれば、合格はすぐそこまできているような気がします。
英検3級に合格した時の成績(一次試験)
こんな感じです(笑)
合格基準が約67%、娘は約69%ですね。
ギリギリですがよく頑張りました。
リーディングは熟語の間違いが目立ったので復習を兼ね、二次対策をしていこうと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。